木, 27 7月 2017

センター長からみなさまへ


このたび、新たに生殖補助医療技術教育研究センター長を拝命いたしました佐野と申します。少子化がさけばれて久しい昨今、体外受精による出生児は累積40万人を越え、現在21に1人は体外受精による誕生と言われています。この体外受精を中心とする”高度生殖補助医療技術”は、生殖補助医療機関において、実質的に”胚培養士”と呼ばれる技術的職員によって行われています。ARTセンターの使命は、この技術の中核をになう質の高い胚培養士の輩出と、現場に出てからも成長し続けるための学習機会の提供 (リカレント教育) にあります。

本センターは、この胚培養士養成カリキュラムやリカレント教育企画を専門に開発する組織であり、発足から今年で5年目を迎えます。岡山大学農学部と医学部保健学科の学生から、例年70名近いコース履修生の登録があり、これまでのリカレント教育企画にも全国から多くの方にご参加いただいております。コース修了生もすでに30名を越え、それぞれの臨床現場で、少しずつ成長を重ねていることと存じます。今後も、養成カリキュラムのさらなる充実を図るとともに、現場のニーズに合ったリカレント教育企画を提供していきたいと考えております。

現在、日本の高度生殖補助医療の治療周期数ならびに施設数は、世界一となりましたが、この治療に深く携わる胚培養士の養成は、国内のみならず、世界的に見てもユニークな取り組みです。昨年度、国内の高等教育機関でこの養成カリキュラムを標準化するための懇談会(生殖補助医療技術養成カリキュラム標準化懇談会)が設立されました。我々は、国内で他の教育機関と連携してカリキュラムの充実化を目指すとともに、世界においても本分野でリードする組織となれるよう、邁進してまいります。

今後も本センターの活動に対する皆様のご理解、お力添えを賜りますよう、どうぞよろしくお願いします。

 平成29年4月                       

生殖補助医療技術教育研究センター

センター長

岡山大学 教育担当理事・副学長

佐野 寛

連絡先

生殖補助医療技術教育研究(ART)センター
TEL 086-251-8327 (直通)
FAX 086-251-8388

(FAXはARTセンター宛と明記ください)

〒700-8530
岡山県岡山市北区津島中1-1-1
岡山大学 農学部3号館

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