木, 27 7月 2017

生殖補助医療技術キャリア養成特別コースについて


1.生殖補助医療技術者とは?

 「生殖補助医療技術」とは、不妊患者から精子や卵子などを体外に取り出し、受精させ、得た受精卵を母体に戻す医療技術を指します。「生殖補助医療技術者」は、それらの技術を有する技術者の総称で、日本では、日本卵子学会が認定する「生殖補助医療胚培養士」や日本臨床エンブリオロジスト学会が認定する「臨床エンブリオロジスト」が医師の下で生殖細胞の処理や受精、凍結保存、培養などの業務を行っています。

2.生殖補助医療技術キャリア養成特別コース設置の目的
 生殖補助医療技術開発の歴史的経緯から、胚培養士や臨床エンブリオロジストと呼ばれる生殖補助医療技術者は、農学部応用動物科学系出身者やコメディカル領域の医学部保健学科系出身者が相当な割合を占めています。岡山大学では、全国の大学に先駆けて平成24年10月より農学部にてキャリア養成特別コース開始し、25年度からは医学部保健学科においても同様のコースを開始して現在に至っています。さらに平成25年11月より農学部および医学部保健学科及を横断して形成された教育研究組織として生殖補助医療技術教育研究センターが設立され、同センターを中核として、生殖補助医療技術者を志望する学生に対し生殖補助医療・不妊治療機関でのインターンシップなども盛り込んだ教育カリキュラムを実施しています。

詳細につきましてはARTセンターまでお問い合わせ下さい。 


キャリア養成特別コース 履修科目 (学部学生向け)

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生殖補助医療技術実習Ⅰ, Ⅱ; 学内での実習

生殖補助医療技術実習Ⅲ; 生殖補助医療施設(クリニック)での実習

 

 

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生殖補助医療実習Ⅰの様子

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受講生のコメント

 

実際に胚培養士をされている先生に教えていただいて、どういう問題が起こりやすいかなど、具体的でわかりやすかった。また、少人数で行うため、先生とコミュニケーションをとったり、個人で教えてもらったり、たくさん練習できたのが良かった。(農学部3年生Oさん)

この実習で不妊治療の基本操作を網羅的に学ぶことができました。特にマニュピレーターは普段触ることがないので、良い経験になったと思います。
先生も3人いて、すぐ質問でき、ほぼマンツーマンで操作をみてもらえてよかったです。(農学部3年生Iさん)

この実習を通して、胚培養士について、技術だけでなく、培地や機器のこと、責任・倫理観や患者様との接し方まで、様々なことを学ぶことができました。ヒューマンエラーについての講義では、毎日緊張感を持ってベストコンディションで業務にあたろうと気が引きしまりました。今回の実習で学んだことを生かして自分なりに努力し続けようと思います。ありがとうございました。(農学部3年生Nさん)

前期・後期の集中講義で、こうして実践的な実習を行うことが出来たのは、大変貴重な経験でした。座学だけの知識では実感できなかったことを自身の手でやってみることで、生殖補助医療や胚培養士の仕事をより身近に感じることが出来ました。少人数制の実習だったので、先生への質問や受講生同士のコミュニケーションもしやすく、有意義な時間を過ごせたと思います。(医学部保健学科3年生Sさん)

普段の保健学科の授業で習っているものとはかなり違った内容なので、聞き慣れない単語があったり集中講義・実習の期間の間があくとそれまでの内容の復習が大変であったりしましたが、自分の卒業後の進路の選択肢を広げるためのとても貴重な経験となりました。
農学部の学生と一緒に講義を受けたり、シンポジウムに参加して専門的な講演を聴くことができたのも、良い刺激になったと思います。(医学部保健学科Mさん)

連絡先

生殖補助医療技術教育研究(ART)センター
TEL 086-251-8327 (直通)
FAX 086-251-8388

(FAXはARTセンター宛と明記ください)

〒700-8530
岡山県岡山市北区津島中1-1-1
岡山大学 農学部3号館

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